小児科医

花日記

本日、4年ぶりくらいに息子が発熱しました。「体が熱いんだけど・・・」と体温計を差し出され、見ると38.3℃です。週末の旅行でおなかでも出して寝ていたのでは~。

それからと言うもの、水分補給、フルーツゼリーを少し胃に入れて解熱剤、水枕と冷却ジェルシート、買い置きしていた粉末のスポーツドリンクを作り、おかゆの準備。2~3時間眠って汗をぐっしょり掻いたので熱は一時下がり、どうしても休めないらしく、「夕方、また熱上がって来るよ」と薬を持たせて授業へと送り出しました。ずいぶん荒治療だったけど。

小さい頃は気管支が弱く、予防に予防を重ねてたびたび小児科のお世話になっていました。いつも時間に追われ遅刻や半休で出勤する私を、やんわりと受けとめて下さっていたのはパワフルな女医先生でした。

体調が下降していたのに「あと一日頑張って」と保育園に預け、週末に肺炎で緊急入院させてしまった時は自分を責めました。”母親失格だな” ”仕事の代わりはいるけど母親の代わりはいないよね。会社辞めようかなぁ”

でも、その女医先生に何度か窮地を救ってもらい続けることができました。小児科医との相性って重要です!母親の直感でこの先生とは合うとか合わないとか、あると思うのです。医師としての手腕だけでなく人間性・安心感。

子供たちが描いた絵を診察室に貼ってくれていましたし、忙しいなか母親の気持ちも汲み取ってくれていたように思います。高校生くらいになっても予防接種の時はそのクリニックに通っていました。子供たちは照れくさそうでしたけど。

こうしてだんだんと母としての「察知力」も鍛えられて行くのです。まあ今日は発見が遅れ失敗しちゃいましたけどね・・・。

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